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人生の壁となるのは、そう、階段!
狭小3階建て、理想と現実 週末の新聞に折り込まれる、光沢のある住宅チラシ。 「都心」「駅近」「夢の3LDK」…その魅力的な響きに、心ときめかせたことはありませんか? 私自身もまさにその賃貸物件に暮らす一人ですが、その経験から、専門家としてあえて申し上げたい。その美しい間取り図、本当に「暮らしやすい家」の設計図でしょうか? 土地の制約から、上へ上へと空間を求める都市の住まい。しかし、その結果として生まれる間取りには、日々の暮らしに静かに、しかし確実にストレスを蓄積させる「罠」が潜んでいることも少なくないのです。 罠その1:日常が「プチ登山」と化す家事動線 よく見かけるプラン。1階に洗濯機と浴室、2階にLDK、3階に寝室と物干しバルコニー。3階なんて太陽がさんさん輝き、冬でもあっという間に洗濯物が乾きそうです。 一見効率的に思えますが、これは毎日の洗濯が「濡れて重くなった洗濯物を持っての2フロア登山」になることを意味します。掃除機をかけるのもフロアをまたぐ一大イベントに。 これが何十年も続くのです。家事を担う方々の労力を、設計者は本当に想像したので
SAKAMOTO
10月27日
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