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【あかり】部屋を聖域に変える、モロッコの光の彫刻
プレゼントを探していたときのこと。 何軒かまわりましたがピッと来るものがなく、またにしようかと改札に向かって歩いていたら、キラキラひかるポップアップストアで思わず足が止まりました。そこにあったのは、異国の情緒を纏いながらも、どこか懐かしさを感じさせる美しいランプたち。 それは「谷口ぴかぴか商店」さんが扱う、モロッコの伝統工芸による照明です。 Image by Ray Lee from Unsplash モロッコランプの真髄は、そのストイックなまでの製作工程にあります。素材となる銅や真鍮の板を熱して叩き(鍛金)、タガネというノミのような道具や糸鋸で、一つひとつ緻密な模様を彫り出していく。専門的な視点で見れば、これは単なる照明器具ではなく、光を通すための金属彫刻と呼ぶのがふさわしい逸品です。 特筆すべきは、壁や天井に映し出される影の美しさ。 間接照明による適度な陰影は、空間に奥行きを与え、人の副交感神経を優位にするリラックス効果があると言われています。緻密な透かし彫りから漏れる光が、殺風景な四角い部屋を、一瞬にして幻想的な聖域へと変えてしまう。まさに
3月24日読了時間: 2分


理想のリビング「10年後も愛せる場所」にするために
マイホーム計画において、理想のリビングは家づくりの「メインディッシュ」。 皆様、フルコースを組み立てるかのような熱量で挑まれますが、実は「今」の家族構成というスパイスだけで味付けをしてしまうと、数年後に「なんだか胃もたれが……」なんて違和感が出ることも。 10年後も「おかわり!」と言いたくなるような、リビング作りのレシピを整理してみましょう。 ライフスタイルは「動詞」で解剖する! 子供がいるから収納を!という思考は、いわば定型文。一歩踏み込んで、誰が何時間、そこで何をするか?を書き出してみてください。 床でのんびりゴロゴロする派 高い断熱性と、思わず頬ずりしたくなる無垢材を。 椅子で優雅にまったりする派 イージーチェアやソファーの居場所をしっかり確保。そして大事なのが「お籠り感」。 広い空間の真ん中に椅子を置くより、壁を背にしたり、サイドテーブルや低めのパーテーションで緩やかに囲ったりすることで、心理的な安全性(パーソナルスペース)が守られ、より深くまったりできます。 趣味(ものづくり)に没頭する派 「作る」軸なら、作業を中断しても道具を出しっぱ
3月2日読了時間: 4分


家具好きの「あきらめない」インテリア術
「コンパクトなマイホームで、いかに開放感を作るか」 これは、インテリアコーディネーターにとっても腕の見せ所であり、永遠のテーマでもあります。 よくあるアドバイスは「モノを極力減らしましょう」「ミニマリストになりましょう」というもの。でも、インテリア好きの私たちがそれを言っちゃあ、おしまいですよね。 お気に入りの椅子、思い出の詰まったキャビネット。大好きな家具に囲まれて暮らしたい。その気持ちをガマンせずに、部屋を広く見せる方法。 その秘訣は、ズバリ、視線の抜け道を作ることにあるんです。 圧迫感の正体は「背もたれ」にあり? Image by Costa Live from Unsplash 例えば、キッチンとソファの距離が近いLDKを想像してみてください。 ここに背の高いハイバックチェアを置くと、視線がそこでバシッと遮断されてしまいます。まるで、リビングの中に小さな「壁」を作っているようなもの。オフィスのパーティションを思い浮かべると、その圧迫感の理由がよく分かりますよね。 これを、背もたれがテーブルから少し覗く程度の一般的な高さに変えるだけで、景色
2月16日読了時間: 3分


インテリアコーディネーター2次試験、いよいよですね!
受験生の皆様、いよいよ12/7(日)決戦の週末ですね。 作図もだいぶ慣れてきた頃でしょうか? IC2次試験本番、不安になるのは当然です。でも、少し視点を変えてみましょう。これは試験ですが、クライアント(出題者)への最初のプレゼンテーションでもあります。 最も大切なのは「独創的なデザイン」ではなく、「要望を正確に叶え、クライアントにとって分かりやすい図面を作ること」。これを念頭に置くだけで、図面の迷いは驚くほど減りますよ。 IC2次試験・合否を分ける180分のマネジメント 試験時間は180分。経験則になりますが、多くの受験生が陥る罠は「図面に凝りすぎて論文時間がなくなる」ことです。あえて、以下の配分をご提案します。 課題読み取り&エスキス(40分): ここが命。読み違えは致命傷です。 論文(30分): 記憶が新鮮なうちに構成案だけでも書く、あるいは先に仕上げるのも手です。 作図(90〜100分): 悩まず、手を動かし続ける時間。 見直し(10分): 必須項目の最終確認。 迷わないための知恵 時間短縮の極意は、「特殊なことをしない」...
2025年12月3日読了時間: 2分


IC2次試験対策:その図面、「天空の城」になっていませんか?
10月も半ばを過ぎ、すっかり秋めいてまいりました。 インテリアコーディネーター1次試験を終え、2次試験の勉強を本格化させた方も多い頃合いでしょうか。 「時間内に小論文と図面が描き終わらない!」 「このままでは間に合わないのでは…」 そんな焦りを感じていらっしゃる皆様。その感覚、専門家の我々も深く頷くところです。しかし、ご安心を。結論から申し上げますと、 全然大丈夫です。 image by Kelly Sikkema from Unsplash IC2次試験は12月上旬。1次試験が終わってからしっかり対策をすれば、十分に合格レベルに到達できる課題が出題されます。では、なぜ多くの方が「終わらない」という壁にぶつかるのでしょうか。 それは、もしかすると、かつて私がキッチンの吊り戸棚を「天空の城」と呼んだように、ご自身のプランを「独創的な芸術作品」にしようと奮闘しすぎているからかもしれません。 そこで、プロの視点から「天空の城」ならぬ「未完の図面」を攻略する、実に堅実なアドバイスを3つご提案します。 1. 必要なのは「独創性」より「無難」さ...
2025年10月18日読了時間: 3分


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